「彼女きっと喜ぶよ??」 『いや、迷惑だって思われるのがオチですよ』 ハーッとため息をつくと、見慣れない町並みを眺めた。そして、また口を開く 『そもそも、お礼されるような事してませんよ。実際、私が彼女を助けたわけじゃないですし』 「君って、鈍感だね」 『はい!?鈍感??タラシとは、よく言われますけど……鈍感って言われたのは初めて』 うーん、っと考え込む私に沖田さんは小悪魔のような笑みを深めながら口を開く 「僕は新八さんたちが打っ魂消る所が見たいだけなんだよね。協力してくれない??」