「ってなわけでよろしく、えーっと…」 「三山です。」 「あぁー…三山さん」 隣なのに名前覚えてないんかい よろしくなんてするつもりないんだけど一応 「……よろしくお願いします」 じゃあ閉めましょうか よし、と扉を閉めようとしたあたしの手を王子が再び止めた 「……なに、っ!?」 「このことだれかに言ったら…殺すよ?」