恥ずかしくて、顔を見る事もままならないままに目の前にあった胸に寄り添う。 私達はベッドの上で抱き合うような格好になった。 大好きな曲が流れていく。 互いの心臓の音が跳ね上がって……それでも動けない照れ屋な二人はそのまま何曲もその状態で聞いた。 どれくらい経ったのか。 今ケンがどんな顔をしているのか。 どのタイミングで……体を外したらいいのか。 分からないまま、ただ硬直していると……。 遠慮がちに、静かに、ケンの手が私の体の上を移動し始めた。