リュウジと話している最中に記憶が飛んだらしい……という事。
救急車で運ばれた、という事。
胃洗浄を受けて今は落ち着いている事。
目が覚めるまでの経緯を話し終えると
「これ、届いてたから」
お母さんがぐいっと押し付けたのは、可愛らしいプーさんのぬいぐるみ。
いつの間にか、意識を失ってから丸一日が過ぎていたらしい。
プーさんが腰掛けている切り株部分は取り外しが可能で、さらにフタがあり開く事が出来る様になっている。
ポンっと乾いた音を立てながらそこを開くと……一通の電報が入っていた。
何?
電報なんて貰った事がある筈もなく、恐る恐る丸まった紙を開いていく。



