私の変化を悟られないように、いつも通りリュウジへと繋がるチャットを繋ぐ。



いつもと違うのは……目の前に無数の錠剤達が散らばっている事。



吐き出さないように、一気に飲めるように。



訳も分からず、湧きあがる衝動に押されるように、突き動かされるように、錠剤をひたすら押し出してく。


それにしても……一体何百錠あるんだろう?これだけの量を吐き出さずに胃におさめる事が出来れば私の勝ち。



きっと、飛べる。



それは少しの時間で、あっと言う間にテーブルを埋め尽くしていく。



カラフルな粒が山になった所で、運命の時間がスタートした。



どうかこのまま……。