LOVE BOX~光を探して~




そして……。



私達はたわいもない話で盛り上がり、気がつくと時間は午前3時。



「あやちゃん!帰るよ~」



一緒に呑みにいったリエさん、アキさん、マリさんの顔が見える。


なんか……寂しい。


明日も仕事だけど……何故か今日は一人になりたくなかった。


久しぶりに楽しすぎたせい?



「えー次行きましょうよ!!」



まだ人通りの多い、ネオンの一角。子供のように駄々をこねる私を、マリさんの手が引き上げた。



「私で良かったら付き合おうか?今から呑みに行く予定だったし」



九州から出てきたという、童顔で、華奢なNo.2のマリさん。



その可愛らしい笑顔に、すっかりアルコール漬けの私も一緒になって笑った。



「マリさんと一緒に行きます!!」