どんな仕事か聞いてみるだけ。 私なんて雇ってくれる訳が無い。 そんなウマい話が世の中にあるハズ……無い。 明らかに怪しげなそこに電話をしようと、頭の中で必死に理由付けをしている愚かな自分。 全て、ケンと私の未来の為。 そう……思えたから そう……思ってしまったから ここで立ち止まってなんかいられない私は、携帯のボタンを押した。 また引き離されるぐらいなら、私は何でもやる!!!