『はぁ~…』 部屋に戻り、ベッドに寝転びながら無意識に溜息を吐く。 「どうかしたのか?」 風生は煙草に火をつけながら私を見る。 ………… 暇だなんて、言えないし。 私は目を逸らしながら『何でもない』と呟いておいた。 風生が、そんな私を悲しそうに見ていた事なんて、気づかずに。