むう…

智流「おう。宜しくな。」

stormの皆さんは
ニコニコしてて、とてもとっつきやすかった。

stormの楽屋

社長さんは仕事があるからね♡と言ってどっかへ行ってしまった。

和都「なあなあ、俺らはどれくらいでなきゃいけないわけ?」

忍「1時間半ですね。細かい内容までは決めてませんが。」

呉羽「歌のステージと、トークっていう感じで進めていきたいのですが。」

皇「リーダーさぁ、どれくらい歌えて喋れる?」

智流「うーん…。連続で歌う・踊るなら2、3曲が限界かな。」

颯「2.3曲歌ってからトークに入って、またしばらくしてから歌で締めるってのはどうでしょう。」

潤「あ、」

突然潤くんが声を出し、
視線が集中する。

潤「君たち、歌える?」

呉羽・颯・廉・澪「え?」

何を言ってんの?

皇「そういうことか。君たちさぁ、それなりにかっこいいし、絵にもなるからコラボとかどうかなって。」

ふーん、へぇ…コラボね

「ってコラボ⁉︎」

声を出したのは俺だけだが、呉羽先輩も結構驚いてるみたい。っていうか冷や汗?ちょっと青ざめてる感がする。いや、ちょっとどころじゃない。

後輩二人は顔を見合わせて、
ふくざっつそーな顔してるし。

でもstormと学校でも人気な呉羽先輩とかが歌って踊ってたら盛り上がるよな…

「呉羽先輩、この話、受けません?」

呉羽「え⁉︎…(ーー;)」

この反応。もしかして…

「呉羽先輩ってまさかの音痴ってやつっすか?」