きっと、稜さんも純玲さんも笑ってるに違いない。
「ふへへ、秘密でーす!」
ちぃ君を産んで育ててくれたお母さんはちぃ君に
よく似た優しい人でしたと今日の日記に載るよ。
「・・・・・(。=`ω´=)?」
ジトーっとちぃ君を見つめる瞬間だった。
あの、ご両親!この方、どうしてこうなるんですか!?
「あら、千治ったら」
す、純玲さん!?
この家族根本的にふわふわしすぎてるんじゃないか!!
「最早、あたしは成すすべがありませぬ・・・」
「ナス食いたいのか?」
あのだからちぃ君とは話が噛み合わない。
「そうなの日和ちゃん?」
純玲さんが首を傾げる。
「何だ、言ってくれれば料理長に出してもらったよ。」
稜さんが早速用意させようとか言ってる。
「あ、あのタイムです!宇宙への交信であたしは一歩
先を進んだ女になって戻って参りますっ!」
多分、ちぃ君が天然でマイペースなのは100%
ご両親の血を受け継いだからだろう。
「(。´-д-)」
何故かムカつくのですが!
その顔そっくりそのまま返してやりたいわ!!
宇宙へと交信して更なる進んだ女になって見下してやるわ!
ふんだっ!今のうちだからな。
きゃふきゃふ笑う夏君も参戦してきた。
家族揃ってなんて呑気な一家なのかしら!!
「日和ちゃん大丈夫?」
馨君がフッと笑うのを見て笑った。
「み、皆の者!」
静粛にと言いたいところだけど感謝させて下さいな。
「何だよ~改まりやがって。」
伊織君、貴様には言わんぞ!?
「えっと・・・その・・・連れて来てくれてありがとうっ!
以上あたしからの有難い言葉だ心して受け取りたまえ。」
「随分と上から目線きたな。」
ゆ、ユウヤ、どうか悟っておくれよ。
な、何故か恥ずかしい気持ちでいっぱいだよ。

