『貴方は何も変わってませんね?』





《あれ、そういう君こそ相変わらずだよね~。》





『約束は約束ですからきちんと守りますよ。』




《・・・・ムッ!!》




『日和ちゃんは元気にしてましたか?』




《お、教えてあげないもんねっ!》




『子どもですか?』




《・・・元気だよ。ほんの少し顔を見れた。ひーちゃん、

相変わらず可愛くて連れてこうかと思っちゃったなー。

夏の話だけどさ、今はどうしてんのかな!!》



『親馬鹿過ぎなのはどうかと思いますよ。可愛いのは

認めますね。日和ちゃんほど可愛い子なんて見たことない。』



《そういう君こそひーちゃんにベタ惚れじゃないか・・・(゚д゚lll)》






『そうですね、俺の一目惚れでしたから。』








【謎の電話・・・彼女の知らない世界のどこかで語り合う大人たち】




――――――ベタ惚れ?甘いな。そんなものじゃ足りないほどに愛してる。