じゃなくても、委員の仕事で何かと君は良い働き

をしてくれる戦友であると勝手に思っているからな!

「サンキュ」

「いいえ、大したものではありませんから。」

残り物を渡す主婦の気持ちが分かった気がする。

「・・・でも、立花からこういうの貰いたがる人多いと思う。」

「へっ?」

ボソッと呟いた佐藤君が下を向いていてあまり聞こえなかった。

「な、何でもない。」

「そうですか?では、あたしはこれで。」

変な佐藤君をよそにボーッと考え事をしながら、

いつもの部屋に向かう途中何かと視線が痛かった。

もしや、あたしの顔に何かついている!?

か、鏡をロックオンさせなければ!!

人様に醜態を見せるなどあたしのプライドが許さん。

ドバーンっと扉を開けてすぐ様鞄から鏡を取り出して、

一通りチェックを試みた。

「どこもかしこも変なところはないと・・・」

き、気にしすぎだったということよね。

あたしの被害妄想レベルが上がってる!!

「ヒヨリン、マジで落ち着けって!」

「どうしちまったんだよ!!」

※取り乱して鏡を割ろうとしている日和に不良メンバーズが心配してます。

必死に止める不良メンバーズ5人で取り押さえてひよこの

鏡が割れずに済んだのは後のこと。

「な、何か変だなと思っただけで・・・」

何か忘れてるような気もする。

「ゲームしようぜ!!」

「いーよ、何で対戦するかね?」

よっちゃんがテレビの前で待ち構えてた。

不良メンバーズといつものように遊んでいた。

しかし、1人の不良メンバーズが持ってる

雑誌に不良メンバーズが一気にゲームから

雑誌へと群がった。

「仲良すぎて逆にどうかと思うのだが?」

※不良メンバーズは仲良すぎです。

「いいんじゃね?」

よっちゃんは気にせずあたしとゲーム対戦をしている

わけだが、不良メンバーズの視線が一斉に襲いかかった。