Hurly-Burly 5 【完】


***



修平君を筆頭にすると迷わない。

この子は、探査機でも取り付けてるんだろうかね?

もしや、内蔵装置が特殊な機能で修平君は未来型

ロボットに変身出来る仕組みだったりして!!

「こんなところで妄想してる場合じゃないだろ・・・」

そんな冷静なところも素敵だわ。

「でも、ママに何買ったらいいかしら?」

サユがうーんっと唸っている。

「確か、去年はマミーに入浴剤のセットを買いましたよね。

日頃、働き詰めで疲れた体を癒して欲しいと考えて!」

マミー、すごい嬉しそうに受け取ってくれたな。

それで、あたしが作ったケーキを美味しいって

頬張ってくれて嬉しかった。

今年も、ケーキは試作品から工夫を取り入れたものにしよう!

「日和、今年もケーキ作るんでしょう?」

「はい!何、ケーキがいいですかね?」

サユがアップルパイとか食べたいと言う。

「マミーってりんご好きでしたよね。」

風邪を引いたマミーに修平君がりんごを

剥いてあげたのがきっかけでりんご好き

なのよねと言ってた。

「あ、そうね。」

「では、今年はアップルパイを元にした誕生ケーキ

作って食べてもらいましょう!・・・・修平君も

お手伝いしてくださいませんか?」

「・・・いいよ。りんご剥くだけなら出来る。」

「それだけで十分過ぎます!!是非、よろしくお願いします。」

ペコリと頭を下げると何で頭下げるのと可愛く笑った。

「えっ、修平・・・・何、今の可愛いっ!」

サユが目をハートにする。

もちろん、あたしも鼻血がクラッシュして

目がハートならぬ白目を剥きそうだ。

修平君、笑うとすごい可愛い顔するのは小さい時から変わらない。

でも、この子冷静な態度をするばかりで笑わないから!

「修平君、嫁に来ませんか?」

「・・・・・遠慮しとく。」

はいっとポケットからティッシュを冷静に渡してくれる

修平君にボタボタと鼻血が吹き出るのだった。