僕は生まれた時からの親友、…まぁ幼なじみの速水泪都(ハヤミ ルイト)といつもの海に来ていた。

泪都とは親同士仲が良くて、生まれた時からずっと一緒だ。

僕と泪都も同い年だし趣味もあってか仲が良い。

小学校も中学校も、高校も。

ずっと一緒だ。

まぁ横浜の小さな港町で田舎だし、本当に小さな町だから。

小学校、中学校、高校。

せれぞれ一個ずつしか無いから一緒ってゆうのか当たり前なんだけど。

中学校と高校、卒業って言っても友達と別れる事はないし。

何も変わる事は無い。

嬉しい半面、ちょっとつまんない半面もあった。

そんな気ままな生活が

180度一変した。

僕の世界は全て君中心で回り始めた。