雅。



昔から、雅が大好きだった。




親やお姉ちゃんに邪慳にされて逃げるとこは雅のところ。


ありがとう、雅。



愛里や新も雅が大好きみたいだしね。



勝手にいなくなってごめんね…



癌の時は雅が見つけてくれたけど、もうあたしは見つけられないところに行きます。



愛里、きっと大きくなったらあたしみたいに雅に泣きつくと思うの。


その時はよろしくね。




最期に、雅に言いたいことはたくさんあった。