「そう・・・。まあいいわ。 あなたはあの子を痛めつけるだけの駒だったもの。」 「え・・・。」 「あんたたち。やっちゃって。」 「(誰!?)」 物陰から出てきたのは数人の男子生徒。 全員が私を殴ったやつだった。 「もう、この子に用はないから。」 「ああ。ちょうどむかつくこともあったしな。」 「(まっちゃんが危ない!!)」 そう思った私は、飛び出した。