その日以来、その子とはよく一緒に行動するようになったのである。 その子の名前が、そう。 木村 真琴だった。 真琴は木村書店という少し小さな会社の娘である。 同じ学校に妹と弟がいるという。 私には兄しかいない。 下の子がいるのは、とても羨ましかった。 そんな話をすると、また一段と仲良くなれた。 そんなことが、私にはとても嬉しかった。