君に Ⅰ


私は歯を食いしばりながら走った。




それから何分たっただろうか。


私は校舎の中を走り回った。



男もさすがに体力が尽きてきたのか、もういない。



走り回ったせいで、血の量が半端じゃないくらいに噴出していた。



今だって、貧血で、ふらふらだった。



「非常用のはしごだったら行けるかな・・・。」


そんなことを思っていたときだった。


大きな音が聞こえた。


3発。




それは全て私の体を突き抜けた。