腹黒天然な俺様





送信者:先輩
件名:ごめん・・・


今日、一緒に帰る日だけど先生から資料整理頼まれてるんだ。

だから、帰れないから先に帰っていてくれ。


ごめんな、よろしく☆














「・・・・はあ。」




私の口から出る重いため息。



「また、先輩からなんか言われたの?」



「・・・・今日、一緒に帰れないんだって。」



「杏・・・」



京香は何も言わずにポンポンと頭を撫でてくれる。



はっきり言って、こんなことは日常茶飯事。



行為には慣れたけど、心は慣れないもの。



そんな気持ちはいつになったって先輩に届くことはないんだろうな。