手紙の差出人の子は、もう居るだろうか。 俺は少し、足の速度を早めた。 今まで、告白という告白は全て断ってきたが、やはりそれでも胸は高鳴る。 木の影から栗色の髪の毛が覗いている。 あれは、どこかでーーーーー 瞬間、栗色の髪の毛の少女が振り返る。 俺の思考は、数秒間ストップする。