夏休み初日。
朝早くに綾姉と一緒に家を出た。
とりあえず、どこで降りるかもどこまで行くかもわからないので始発の鈍行に乗るためだ。
今日一日で目安がつくとも思えないが、とにかく行けるとこまで行きたいと思う。
白虎に近づけば、綾姉じゃなくてもその気配を感じ取れるはずだ。
駅について、電車が来るのを待つ。綾姉は、早朝だというのに完璧な身支度を整えていた。
俺はといえば、あまり朝は得意なほうじゃないので多少だらしがない雰囲気を醸し出しているのは仕方がない。
ホームでボーっと電車を待っていると、再びの睡魔に襲われてきて思わず大きな欠伸をしてしまった。
横からは、楽しそうにクスクスと笑う声が聞こえる。
「リュウ君、眠そう」
「うーん、まあ朝早かったからね。綾姉は、元気そうだね」
朝早くに綾姉と一緒に家を出た。
とりあえず、どこで降りるかもどこまで行くかもわからないので始発の鈍行に乗るためだ。
今日一日で目安がつくとも思えないが、とにかく行けるとこまで行きたいと思う。
白虎に近づけば、綾姉じゃなくてもその気配を感じ取れるはずだ。
駅について、電車が来るのを待つ。綾姉は、早朝だというのに完璧な身支度を整えていた。
俺はといえば、あまり朝は得意なほうじゃないので多少だらしがない雰囲気を醸し出しているのは仕方がない。
ホームでボーっと電車を待っていると、再びの睡魔に襲われてきて思わず大きな欠伸をしてしまった。
横からは、楽しそうにクスクスと笑う声が聞こえる。
「リュウ君、眠そう」
「うーん、まあ朝早かったからね。綾姉は、元気そうだね」