慎一の方を見ると、俺には無関心で室内を物色していた。
一体何がしたいのだろうか?
俺は静かに部屋の隅に座り、そんな慎一を眺めていた。
それから15分くらいすると、マンションの前に車が停まる音がした。
ドアが閉まる音が2回したところをみると、少なくとも2人来たらしい…
それから間もなく、チャイムが鳴った。
「佐倉さーん。
佐倉さんいないんですか?」
外で声がした瞬間、慎一の動きが止まり、ドアの方を振り向いた。
「だ、誰か来たのか?
とりあえず、静かにしておけば大丈夫だろう…」
慎一が息を潜めて直ぐに、玄関の鍵穴に鍵が刺された音がした。
慎一は慌てて窓から逃げようとしたが、外を覗いてまた動きが止まった。
「け、警察…」
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