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慎一が去った後カナは深い溜め息を吐くと、俺の状態を確認した。

そして無事だと分かると、玄関前の柱に繋ぎ病院の中に入って行った。


慎一は既に、以前のアイツとは全くの別人になってしまっていた…

一体何が慎一を、あんなに変えてしまったのだろうか?



しかし――


慎一の暴走は、これで終わりではなかった…
いやむしろ、これからが本番だったと言える。



それから約1時間後、カナが病院から出てきて、途中でコンビニに寄ったりしながら一緒にマンションへと帰った。

マンションのエントランスに入り、郵便受けが並んでいる前を通り掛かった時、カナの足が止まった。


「な、何これ…」


カナの視線の先を見ると、郵便受けに貼り紙がしてあった。

貼られたA4サイズの紙には、赤いマジックで「俺の気持ちが分からないのはら、死ね」と書かれていた!!


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