「ちょ、おじさん落ち着いて下さいよ!俺、あなたのこと喰おうだなんて考えてませんから。」


「うおー、本当か!?」



あぁ、呑むのに付き合っといてよかった

狼はご機嫌なようだ



「お腹いっぱいだし、俺達はもう友達じゃないですか。」



「そ、そうだよなぁ!」



どうやら俺には最強の友達ができたようだ

友達っていいな!




「―…それに、成人してる男性とかマズイし。」



…ぼそっと言った狼の言葉とか聞こえないよ!

聞こえないからな!!