まぁ…私のお願いを聞いてくれると言っても



私に構ってくれる人は数少ないし


私もむやみやたらとお願いはしない



計算高いと言われても仕方はないけど


眠れるためなら何だって出来るのだ



「鈴恐い~~…」



「ふふっ…朝から鈴ちゃんに怒鳴られてたもんね」



そうだよ~

普段は優しいのに怒ると顔が般若みたいになるんだよ



私は渋々立ち上がると大人しく美怜ちゃんの後についていった