「やっぱり流行の音楽は捨てられないなあ」 「でもちょっとはクラッシックぽいの入れなきゃ、 格がね、うん」 「なんか、こう、 マーチングまではいかなくてもちょっと パフォーマンス的なことやってみたいなあ」 「えー、でもそんな練習の時間はないでしょー?」 由美子の言葉のあとに、 部員のみんながいろいろと意見を出す。 課題曲もないし、 選曲も自由だから、 みんなもう、 言いたい放題だ。 私は。 そうだな、 まあ、 演奏できりゃなんでもいいや。