「なんか用事?」 彼女らのうちのひとりが言った。 派手な奴だなあ。 こんなの、 佐々木先輩には似合わないよ。 「早くしてよね、 忙しいんだから」 まあ、こいつも…。 香水なのか、 においが鼻につく。 「まあ、落ち着いて。 話があるのは彼女なんです」 そう言って中村くんは私を見る。 え? いや、話はあるけど…。 「え、えーっと…」 う。 そんな急にふられてもなにから話せばいいのよ。