私は立ち上がろうとしたが、身体がふらついて無理だった。 元々貧血持ちだった私はよく立ちくらみを起こしていた。 でも、今回はいつもの立ちくらみよりも酷かった。 「立つの無理っぽい」 すると、彼は私の脇と膝の裏に手を入れ、抱き上げた。 お姫様抱っこだ。 土方さんは沖田さん達の方を見た。 「総司、ちっとコイツを寝かせて来るから後は頼んだ」 そう言い残し、彼は私を抱き上げながら部屋へと向かった。