ハンドパワー


そしてまた私は、勇人から離れた。


「だったら私をずっと恨み続ければいいじゃん!!

それなのに何で…

恨まずに本心を取り戻したの?!

林蓮の思いは?!
あの人の思いを果たさなくていいの?!」

「実はその事なんだけど…

あの時いた幼稚園の子は、誰も温秘のことを恨んでないと思うよ。

俺がみんなと別れる前に、温秘と会うことを羨ましがってた人がいたくらいだし」


私のことを恨んでないの?

何で?

私はひどいことをしたのに…。

「やだよ…
もうなにも言わないで!!

お願い!!」