ハンドパワー


今は両親の安否の確認だ。

私は家に向かって泣き叫んだ。


「おかあーーーーさーーー!

おとーーーーーさーーーん!」

その時だった。

急に今まで体験したことのない頭痛や、火傷の痛みが私を襲った。

あまりの痛さに耐えきれず、私はその場に倒れて、意識を失った。


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「はぁぁ....  はぁぁ...
ゴメン、 お母さん… お父さん…

わたしが…

ああ〜!!」

全ての真相を思い出した。