ハンドパワー


「私、もう少しで全て思い出すから!

あと少しでハルを傷つける日が来なくなるから」

「そっか。
まぁ首を長くして待ってるよ」


ハルは私の過去について、あんまり深入りしてこなかった。

私はてっきりもう少しなんか言ってくれると思ってたけど…。


「あともう1つあるけど、またいつか言うね」

「うん、わかった」


そして私は自分の部屋に戻った。

それで考えた。

なんだか最近、ハルは元気がない。

何かあったのだろうか。
自分の中で色々と整理しないといけないのに、私がいるからそうもできないのではないか?

なんだか心配。


このままハルが…

私みたいになってしまったら困る。

私みたいに…