ハンドパワー


「その、救世主?」

「違う!

新くんだよ!

あの人はいつも私のことを、優しくしてくれる!

私がどんなに傷つけたって!


でも北郷勇人は傷つけたら傷つけた分、私に仕返しをする人なの!」

「そうなんだ…

ゴメン、温秘。

全然わかってなくて。

無事でよかった。生きててよかった」


何でそんなに優しい言葉をかけてくれるの?

私がどんなにひどいことを言っても…
全てを受け入れてくれて…


「ありがとう。
本当にありがとう!!

ハル、大事な報告がある」

「ん?何?」