ハンドパワー


「知るかっ」

突然怒ったり、突然上機嫌になったり…

喜怒哀楽の激しいヤツだ。



そして私は、やっとの思いで、北郷勇人の家から出ることができた。

本当にもう、私の天敵だぁ…


―家―

家に着いた時、ハルが帰っていた。

「温秘、どこに行ってたんだよ!?」

この家に私を心配してくれる人がいる。

でもその人は、私の全てをわかってはくれない。