ハンドパワー


「面白いじゃん」

私は何がなんでもこいつを殴り倒したかった。


スカッ  スカッ

私が何度も殴りに行ってるけど、避けられる一方。

どうして…
避けるのが上手ければ私、相手を倒せない。


「お前の攻撃パターンなんて丸わかり

こんなんじゃ俺を倒せねぇぞ」

そういって、防御ばかりしていた相手が殴り始めた。

「あ゛っ…」


腹を思いっきり殴られた。
これは痛い。

「立てよ」


「おまえさ、弱いくせにでしゃばりすぎなんだよ」

他の人の声がした。

その人は北郷勇人だった。


「なんだ、こいつ

出てくるんじゃねぇ〜よ!」