うなずくことしかできない。 「俺、その人から聞いたんだけど、昔のこと忘れたんだって? 卑怯なヤツだな…」 なんなの?! こいつは何がしたいのか… 全く検討がつかないよ… 「両親殺したことも覚えてないとか… お腹を痛めて産んだ、親がかわいそっ」 っ… 感情を抑えるだけで精一杯。 「なんとか言えよ!」 そう言って私に近づいてくる、北郷勇人。