「本当、何もなくてよかったよ…」 「ハルのお蔭だからね」 「温秘、本当に変わったな」 ハルは、窓を覗き遠くを見るように言った。 「そうだね… みんなのお蔭だよ。 みんなが私のために、色々とと勇気づけたりしてくれた。 最初は、本当、うっとうしかったり、関わらないでほしかったけど、今は違う。 いないと困る存在になったよ。 友達なんて要らないって、思ってたけど… なんだか今になると、友達がいないとかこの自分に向き合えないような気がして。 私を変えてくれた。 もちろん、ハルも」