ハンドパワー


「大丈夫だって」


「でももし…

いやぁぁ」


落下し始めたよ。


最初の方は悲鳴が出てたけど、あとから抑えることができた。


「でも怖かったよ」


無事に終わって、新くんに感想を言う。


「あー 楽しかった」


本人はご満悦だ。


「よくさ、手、離せられたよね」


「おー」



あれー?


そう言えば私、何気に男の人と話してるじゃん。


まぁ!!


「蘭〜。楽しかったねー」