ハンドパワー


「はあ゛!  あ゛ああっ  はあぁぁ  ああぁ  ぁ…」

次第に動悸も落ち着き、平常に戻っていくことができた。


「どうしたんだよ?! 何でこんなことになったんだよ?!」

「……………」

何も答えないでいると、ハルは一瞬顔を強ばらせた。

きっと、聞いてはいけない質問だったと気づいたからだと思う。

「どうしてだろうね。

私もわかんない。

夢見たんだ」

「夢?」