ハンドパワー


「いいぜ〜
俺はいつでも会ってあげるぜ」


なんか妙にテンションが高く、気持ち悪くなる。


「警備員さ〜ん!紙とペンちょうだ〜い」

突然、そう言った、渡辺貴雄。

「何をするんだ?」

「この子に連絡先を教えたいんです」

「あ、いいです、別に。
この人のお父さんに聞きますから」

「いいじゃん別に。
アドレスくらい。

いつでもメールしてよ」

「ごめんなさい、私携帯持ってないんで」