ハンドパワー


お疲れさまでした〜

と係の人から言われる頃には、息が荒くなっていた。


「はあぁ。はあぁ」


「面白かったな!」


「新くん、平常心過ぎ」


私が呼吸を整えてるのにも関わらず、新くんの顔は清々しかった。


「そう?」


蘭「面白かったね!」


「でももう一回乗りたい!」


充「まじ?」


「いいよ!乗ろうぜ」


やった!
でもさっきより人がいるため、今度は並ばないといけない。