ハンドパワー


日が暮れて、病室が真っ暗になっても、目を覚ましてくれない両親。

もちろん電気を点けても何も起こらない。

そして私は
「お母さん! お父さん!」

泣き叫んだ。

耐えられなかった。


でも泣き叫んでも、何も変わらなかった。

「ごめんなさい、ごめんなさい」

泣いて謝ることしかできない。


「温秘のせいだよ〜!
ゴメンネ、  ゴメン!

目を開けてよ!
 お母さん、お父さん」

お願いだからさぁ…


「ごめんなさい〜! ごめんなさい〜!」