ハンドパワー


でも慌てて、充くんが私を引き上げてくれたみたい。

それで私は、倒れた。



―病院―

気がついたら私は、ベッドの上だった。

隣のベッドにも誰かいた。

でもその人が誰か解った。

新くんだった。


そして私がいる病室の椅子に、蘭と充くんが座っていた。

しばらくして、蘭が私が目を覚ましたのに気づいたみたいだった。

「温秘、大丈夫?」

「うん…
私、無事だったんだね」

「そうだよ!」


充「軽い熱中症だったてさ」

「そうなんだ」

蘭「明日までここで安静にしておくようにだってさ」

そういわれた瞬間、蘭の口元が緩んだ。