ハンドパワー


私自身も、倒れそうになっている。

なぜなら
上半身にはとても暑い球体の太陽が、私に直撃してる感じで、
下半身には冷たい水。

脳が誤作動しそうだ。


意識が朦朧としそうになった。


すると
「温秘!! 今だよ」

蘭が教えてくれた。

そしてもう一踏ん張りして、新くんを抱き抱えることにした。


プールサイドの近くについて、新くんがさっき幼児にしてたみたいに打ち上げようとした。

でも、重くてこれ以上は持てない。

水の威力も増そうとしている。

そんなとき…


ひょいっと、新くんが持ち上げられた。

新くんがプールから上がれたと思い、安心になって、
自分がプールから上がるのを忘れていた。