「でも現に、負加さんが出たのが最後って言う証言があるんだよ」 「でも負加さんはそんなことする子じゃないよ!」 「もういい! やめて!! どうせ真実は語られないんだ。 私がやったよ! 私が壊したよ」 「温秘ちゃん…」 「なに学校にあるものを壊してんだよ! 大事なものを壊されて… あの倉庫を作る費用、どれくらいかかるかわかってんのか?」 「倉庫に閉じ込められたんです… だからあの力を使うしかなかったんです」