体育倉庫は、崩壊していた 「これ見て」 指されたのは、新くんの血。 「あなたもしかして…」 もう愕然とするしかなかった。 「・・・・・・」 何も言うことができなかった。 「昨日、倉本くんとここで、何したの?」 何も言うことができない。 「答えなさいよ! まさかあなた、倉本くんを… ヤったの?」 「違う!私はヤってない!」 「じゃあ、この血は何よ?」