「新くんが… 怪我したんです! 助けてください」 先生ももちろん慌てていた。 「わかった、あとは先生に任せなさい。 保健室には私が連れて行く あとは負加さん、帰っていいよ」 そして私は新くんを先生に渡した。 「でも!」 そのとき先生の意見を逆らおうとしたけど、窓を閉められ遮られた。 「いいや、帰ろう」