ハンドパワー


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

ドア口で叫ぶ自分。

そして一気にドアを開けた。


ガタンッ

サァッ

ドッテーン!


何かが転倒し何かに当たった音が聞こえ、倒れ込む音がした


まさか…

「新くん!」


新くんの背中に重そうな束の竹が乗っていた

新くんの背中にちょっとした血が…流れていた。


「何でよ?! なんで!!  どうしてこんなことになるのよ〜」