ハンドパワー


「やめてよ!
私の心配してくれてるかもしれないけどね…

私はこういう人なの!


なにもしてない人に、傷つけるようなことして、
やや平謝りするだけなの!


ずっと前からそうなの!」

「そうだったんだ…」

ほらね。  私の真実を知ったら、しらけちゃうんだ。

「だから私には関わらない方がいいよ」

「そう言うことじゃない!」


足を進めようとしたら、新くんが否定した。