乙女魔法壁隊GARNET RIBBON

「す、凄い!いつの間にこんな力を身に付けて…」

そのリオンの問いに対して、キャロルは心の中で答えた。

-ただ単に自分自身を守るだけじゃなく、いつかリオン様もお守り出来たらって、修行してきたんですもの。

そんな乙女心、簡単に砕かれてたまるものか!-

「ちょっと、キャロル!

今ウチら、手をつなぎ合ってるせいか、あんたの今考えている事、何となく解っちゃったんだけれど。

協力しあっているから、個人の魔法盾の力、プラスアルファの力出せてる事、忘れるなよ?」

「心の中であっても、抜け駆けは禁止、ですわよ?」

「気を…付け…て。

第二陣…」

エルザの指摘するように、第二陣、つまりは、はねのけた大火球の爆風で舞い上がった、壁や床の破片が、物凄い速度で四人目掛けて飛んできた。

キャロルは叫んだ!

「リオン様!コレさえ防ぐ事が出来れば、その時が、奴の弱点目掛けてあの必殺技を繰り出すチャンスです!」