乙女魔法壁隊GARNET RIBBON

八つの内、一本の指先を失ったオクトアスタは怒り狂った。

残った七つの魔竜の指先に、ブレスによる火球が集められる。それはどんどん大きさを増し、ついには、魔竜の顔が見えないほどにまで巨大化した。

「受ケテ見ヨ!『圧殺魔竜弾』!」

直径約3メートルもの七つの大火球が、リオン目掛けて、四方八方から襲いかかってきた!

「八陣魔法盾!」

リオンは槍で、床に魔法陣を刻むと、四方八方に、同時に魔法盾を張った。

七つの大火球に、八つの魔法盾。

数ではリオン優勢だが、オクトアスタの大火球の圧縮の力は凄まじく、ものの見事にリオンの魔法盾が相殺されただけではなく、大火球の爆風の力で巻き起こった壁や床の破片が飛び散り、リオンの身体に飛散しリオンに深手を負わせた!

深く傷つき、両膝を着いたリオン。

その様子を見守っていた四人の乙女達。

その瞳からは、涙が止めどもなく流れ落ちていた。